【近畿(関西)】夫婦・カップル旅行におすすめの温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「夫婦・カップル旅行」にオススメの近畿(関西)の温泉地をご紹介。定番の人気温泉地はもちろん、カップル・夫婦水入らずでゆっくり楽しめる温泉地がランクイン。
更新日:2024/12/2
四村川の支流・湯の谷川沿いに宿が並ぶ閑静な温泉街。街の中心に位置する湯元橋のたもとには源泉の湯筒があり、ほのかに硫黄の香り漂う湯煙が上がっている。湯温およそ92℃の湯筒は地元の人が野菜などを茹でるのに利用しており、観光客も温泉卵などを作ることができる。湯筒の側にあるのは一般湯、くすり湯などからなる「湯の峰温泉公衆浴場」。 くすり湯は高温の源泉に水を加えることなく自然に冷ましたもので、まさに手つかずの湯を楽しめる。浴場の隣にある「東光寺」には湯の花が化石となってできたと伝えられる本尊の薬師如来が安置されている。 高さ約3mの薬師如来の胸のあたりから湯が湧きだしていたことから、「湯胸薬師(ゆのむねやくし)」と呼ばれ、その名が当地「湯の峰」の由来になったとか。熊野参詣の際に身を清める湯垢離場(ゆごりば)として古くから多くの人に愛されてきた温泉。その思いは今なお脈々と受け継がれている。
淡路島の南端に位置する南あわじ市は、イザナギとイザナミが最初に作ったのが淡路島といわれる国生み伝説の舞台ともなっている。鳴門海峡のうず潮は特に有名で、大潮時の直径約30mは世界一、時速約20㎞は日本一と もいわれており、その迫力には思わず息をのむ。 また、紀伊水道に育まれた海の幸も絶品だ。南あわじ市には6つの源泉があるが、淡路島うずしお温泉は淡路島では他にないナトリウム炭酸水素塩泉。特に炭酸イオン水素の 含有量は「日本三大美人の湯」の約4倍以上である404㎎と引けをとらない。 肌の角質を優しく落としツルツルになると女性客のリピーターも多い。新鮮な海の幸を堪能し、美肌の湯につかり自分磨きを満喫したい。
「和歌の浦」は万葉の歌人・山部赤人が、聖武天皇の玉津島行幸に供奉した折、玉津島の景観を讃歎して詠んだ長歌の友歌の第二首目に「わかの浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る」とうたったのに始まり、ついに「和歌の浦」と称された。 また、古代国家の最盛期である奈良時代に、聖武天皇と称徳天皇がそろって即位の直後に和歌の浦を訪れている重要な地である。 湾近くにある片男波公園には、和歌の浦ゆかりの歌碑が並んだ「万葉の小路」が約280mにわたって続き、歴史の香りを感じさせる。潮干狩りや海水浴も楽しめる、長い時を経てなお美しい自然の宝庫だ。
すさみ湾に面した約27㎞のリアス式海岸にある温泉地。枯木灘や沖の黒島・陸の黒島、自然が造り上げた岩礁を境に二手に分かれた波が再び出合う婦夫波(めおとなみ)など、風光明媚な名所が満載で観光客を飽きさせない。 本州最大のテーブルサンゴが見られる絶好のダイビングエリアとしても知られ、年間を通して多くのダイバーが訪れる。 山あいに目を転じれば、世界遺産に登録された熊野古道大辺路『長井坂』、琴の滝、雫の滝などの景勝地が点在し、各所で雄大な自然を満喫できる。観光やダイビングで疲れた体を名湯で癒した後は、すさみ自慢の海の幸に舌鼓。
洛西ニュータウンの中心地に建つ「ホテル京都エミナース」に湧く一軒宿の温泉地。41.5℃の単純温泉と湯量が豊富なナトリウム‐炭酸水素塩泉の2種類があり、露天風呂や季節湯など本格的な温泉が楽しめる。 竹林の里と呼ばれる静かな立地環境にありながら、「高島屋洛西店」「ニトリ」や商店街に隣接し、利便性の良さが最大の魅力となっている。また、約260haの面積を誇るニュータウン内には、区役所や学校といった公 共施設をはじめ、公園など多くの自然が残り、住みやすく落ち着いた環境が整っている。 さらには、京都の名所・嵐山や嵯峨野、鈴虫寺、桂離宮なども程近く、観光と食巡りの拠点としても最適。思う存分、京都散策を満喫した後の心地よい情緒に酔いしれ浸かる湯浴みが、旅気分を一層盛り上げてくれる。
城崎の奥座敷と称される閑静な温泉地。円山川がゆったり流れる、その川沿いに山々に抱かれるように佇んでいる。周辺には城崎の文化を今に伝える「文芸館」や「城崎美術館」、「城崎麦わら細工伝承館」などが点在し、のんびり散策を楽しみながら城崎の文化に触れられる。 この地を愛した小説家・志賀直哉ら文人墨客の作品をもとに、当地の歴史をたどるのも趣き深い。家族や仲間とアクティブに楽しみたいなら、従来の水族館とは一味違った体験型アミューズメントパーク「城崎マリンワールド」や、他ではなかなか体験できないカヤックやカヌーなどの各種ウォータースポーツを楽しめる「円山川公苑」などがオススメ。 のんびり散策を楽しむも良し、アクティブに決めるも良し。自由な旅がここにある。
宮津市の中心部に位置する温泉地。江戸時代に北前船の寄港地として繁栄した歴史を持つ宮津では、今も城下町の風情を市内の随所で感じることができる。また、遺跡・古墳の発掘調査により、縄文・弥生・古墳時代と続く永い歴史が明らかになっており、歴史ファン注目の地といえよう。「ピント湯」とは「二度と行こまい 丹後の宮津縞の財布が空となる丹後の宮津で ピンと出した」という民謡宮津節にちなんで名づけられた。「ピン」には「最高」「元気」「お金」などと言う諸説があり、また「別嬪」のピンとも言われている。
京都北西端、日本海から久美浜湾を閉ざすように伸びる砂嘴「小天橋」と丹後半島に囲まれ、水鳥戯れる久美浜湾に点在する温泉地の総称。入り組んだ内海と聳え立つ山々の風景が織りなすその景観の美しさは、山陰海岸国立公園に指定されるほど。 久美浜は砂地を利用した果物栽培が盛んで、桃やぶどう、梨狩りなどが楽しめる。また、例年11月から春にかけては、松葉カニや大きな牡蠣を求める人々で活気付き、その味わいはまさに格別。 全長約6㎞にも渡る「小天橋海水浴場」のロングビーチが隣接。美しい海岸線と緑豊かな山々に恵まれた久美浜湾を一望できる温泉でゆっくり日頃の疲れを癒したい。
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