【北海道】近くにお店が充実している温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「お店・買い物」を基準に北海道のオススメの温泉地をご紹介。地元の商店街やお店が近くにあり、買い物も十分に楽しめる温泉地がランクイン。
更新日:2024/12/2
十勝連峰の麓に位置する富良野は、ドラマ「北の国から」で一躍有名になった。1991年には「美しい日本のむら景観百選」に選定され、「ふらののラベンダー」は環境省から「かおり風景100選」に認定。 十勝岳山麓に広がる田園風景は「人と自然が織りなす日本の風景百選」に選定されている。市町村の魅力度ランキング調査でも常に上位にランクイン。夏はラベンダー、秋には紅葉が楽しめ、国内だけではなく、海外からもたくさんの 観光客が訪れる。 大自然の魅力にあふれ、山歩きや森林浴、夏には空知川を下るカヌーやラフティング、冬はスキーやスノーボードが楽しめる。温泉は湯量が豊富で泉質は塩分を含んだ食塩泉。どのお風呂からも富良野の雄大な景色を眺められ、ゆったりした時間の流れを楽しめる。
北海道を東西に分ける日高山脈の東に広がる十勝平野、そのほぼ中央に位置する帯広市。明治の入植後に養豚が始まり大正末期には豚肉料理が一般的になり、昭和8年にはうな丼をヒントに豚丼が考案された。 甘辛いタレの味は郷土料理として市民に愛されてきたという。農業王国・酪農王国として知られる十勝は食の宝庫。高い食料自給率を活かして、日々新しいご当地グルメが生まれている。ここ帯広に湧く温泉は世界でも非常に貴重な「モ ール温泉」である。 「モール温泉」とは、大昔、地中に埋もれた植物が黒炭に変化する過程で生じる、フミン酸やフルボ酸という肌をつるつるにする有機酸が、地下水に溶け出し温泉となったものである。湯巡りをしながらその土地ならではの味を楽しむのも旅の醍醐味だ。
日本三大夜景の一つ「函館百万ドルの夜景」を一望できる場所に湧く「函館温泉」は「ラビスタ函館ベイ」で楽しむことができ る。 渡島半島の南東部に位置する函館市は、東、南、北を太平洋・津軽海峡に囲まれた漁村として栄え、そこに築いた館が箱型だったため、「箱館」と呼ばれたのが始まり。 宿付近には、函館の象徴でランドマーク的な存在の「赤レンガ倉庫」や箱館戦争の舞台で星型要塞として今もなおその形を留める「五稜郭」など、観光名所や史跡も多く点在。函館の夜景を一望できる「函館山」へはロープウェーで行くのが便利。2015年には北海道新幹線「新函館北斗駅」が開業。本土から来る観光客が増え、街はさらに賑わいを見せている。
阿寒国立公園の中心、特別天然記念物のマリモが自生することで知られる阿寒湖の南岸に、約30軒のホテル・旅館をはじめ飲食店や土産物屋などが立ち並ぶ道東随一の温泉地。 湖の南を東西に走る国道240・241号線と湖畔の間、遊覧船のりばを中心に温泉街が広がり、大半のホテル・旅館は湖に面しているため部屋や露天風呂などから湖面や阿寒富士(雄阿寒岳)の美しい風景が一望できる。 周辺は野生動物が暮らす大自然の宝庫。また温泉街に接して道内最大のアイヌコタンがあり、北の大地に生きた民族の伝承文化を間近で見ることができる。深い山間の地にもかかわらず毎年多くの湯客が訪れるのは、名湯はもちろん周囲の大自然の魅力が大きく貢献している。温泉街に散在する手湯や足湯も利用しながら、心身ともにリフレッシュしたい。
札幌や函館からのアクセスが良く、北海道を代表する温泉郷。太平洋に流れ込む登別川の支流=クスリサンベツ川(アイヌ語で“薬湯の川”の意)に沿って広がる温泉街は現代的なホテルや和風旅館、土産物屋が数多く並ぶ。泉源のある地獄谷や日和山は今でも活発に活動。熱い水蒸気や火山ガスが激しく噴き出し、白濁したお湯がドクドクと脈打つ様は、まさに“生きている地球”。 足を延ばせば、野鳥がさえずり高山植物が咲き乱れる自然の宝庫。 漁港が近いため海の幸にも恵まれている。「クマ牧場」などテーマパークも揃い、飽きることのない一大温泉観光地。 登別温泉といえば乳白色のにごり湯の硫黄泉が有名だが、宿泊施設ごとに引いている泉質が異なるため、湯めぐりをして自分に合うお湯を見つけるのもそれもまた一興だ。
洞爺湖温泉は湖畔沿いに建つホテルも多く、客室や露天風呂などから洞爺湖の絶景を望める。展望台からの景観も素晴らしいのでぜひ足を運んでほしい。また、毎年4月末から10月末まで開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」を温泉に入りながら眺めるのも最高だ。 花火大会に合わせ花火鑑賞船も運行し、温泉街の夜景をバックに湖上からの花火鑑賞は忘れられない思い出になるだろう。花火鑑賞船は日中は遊覧船として、温泉街と湖に浮かぶ中島を行き来しているため、中島への下船も可能(島への下船は夏季のみ)。 温泉街から少し車を走らせれば、有珠山ロープウェー、昭和新山クマ牧場、サイロ展望台などの観光地に行けるのも洞爺湖温泉の魅力だ。
北海道・札幌の奥座敷と称される渓谷の温泉地。賑やかな札幌市街地から、南に約26㎞のところにある支笏洞爺国立公園内に位置し、海外からの旅行者も良質の温泉を求めてこの地を訪れる。 山を錦に染める紅葉は、その見事さで見る者を圧倒する。また、自然の中で楽しめる様々なアクティビティも充実しており、果樹園や乗馬、カヌー、スキーなどの体験もできる。開湯の歴史は古く、1866年に修験僧・美泉定山がアイヌの人々の案内で泉源と出会ったのがはじまりとか。 「定山渓」という地名は、そうした困難を乗り越え温泉地の下地を築いた定山を称えて命名されたもの。開湯から150年を迎え、現在では道内でも有数の温泉地に発展している。
北海道の道東中央部に位置し、千鳥火山帯の活動でできた湖の一つが、屈斜路湖である。世界的規模のカルデラ湖であり、雄大な自然に囲まれていて、周囲の山からも一望できる。その美しさは多くの旅人を魅了している。 屈斜路湖温泉は、手つかずの原生林が生い茂る阿寒国立公園内にあり、屈斜路湖に面した温泉。湖面に映し出される一軒宿の「屈斜路プリンスホテル」は、絵画のような光景。自家源泉を持ち、地下約1000mから湧出され る温泉は、湯量も豊富で、塩分や炭酸ガスが含まれており、保湿効果や新陳代謝にも効果があるといわれる。 露天風呂は庭園を眺めながら、くつろいだ時間を過ごせる雰囲気となっている。また周辺には知床国立公園、網走国定公園をはじめ、スケールの大きな観光地が広がっている。
北海道東北部に位置する網走国定公園内、網走湖を一望する高台に位置する温泉地。起伏が少ない雄大な国定公園には、サロマ湖、能取湖、リヤウシ湖、網走湖、藻琴湖、濤沸湖、涛釣湖と7つの海跡湖が点在。その内の一つ網走湖は南から網走川が流れ込み、女満別川などを集めて北東部から再び網走川としてオホーツク海に流れ出ている。 東岸にはミズバショウ群生地がある呼人半島が大きく突き出し、半島の目の前の湖畔から天都山山麓にかけて近代的なホテルや旅館が点在して温泉街を形成。 湖畔にそびえる天都山は、展望台から網走湖や能取湖をはじめオホーツク海や網走の市街地、晴天時には遠く知床連山や雄阿寒岳、雌阿寒岳などを一望できる名勝地。
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